【崩壊スターレイル】遺物「太陽と雷の戦乙女」情報まとめ【Ver.追加】

崩壊スターレイル(スタレ)、遺物「太陽と雷の戦乙女」の情報をまとめています。
性能や効果について詳しく知りたい方は必見です。
崩スタ攻略の参考に活用してください。
遺物「太陽と雷の戦乙女」

戦乙女の羽根つきヘルム

戦乙女のランス用ガントレット

戦乙女の旅立ちマント

戦乙女の勲章拍車
[2セット]会心ダメージ+16%。
[4セット]装備キャラが他の味方のスキルターゲットになった時、「助力」を1層獲得し、最大で3層累積できる。必殺技を発動した時、すべての「助力」を消費し、1層ごとに装備キャラの攻撃力+16%、ターン終了まで継続。
ストーリー
熱く燃えたぎる黄金の溶岩が戦乙女の足元から噴き出し続けている。表情を鉄兜の奥に隠した彼女は、星の輝きを覆う冬の霧のようだった。
最後の天空の子はすでに沈み、彼女も遠く正反対の方向へ孤独に向かうこととなる。
「セネオス、誰を思い出している?」朝から晩までともに過ごしてきた翼獣が、彼女のかすかな心の変化を察知した。戦乙女はしばし黙り込んだ。大勢の人々が空へ祈りを捧げていたあの時代は、もう二度と戻らない過去になっていた。「私が誰を思い出しているかって?もう具体的な人の顔なんか思い浮かばない。私はあれほどまで熱く人間を愛し、そしてまた、その弱さを憎んできたのに…今では誰一人として思い出せない……」
翼獣たちはうなだれて言葉を失った。彼らは、戦乙女が確固たる信念に従っていた姿も、自らを欺く幻影に陥った姿も知っていた。
その顔を覆う鉄兜の奥の顔は、どのような表情なのだろうか?そして、そこからはどのように見えているのだろうか?
銀鱗の塊が炉の中で産声をあげる。年長の山の民は鍛えあげたガントレットに祝福を施し、そばに立つ戦乙女に渡した。
「柔らかい、けがをする。騎士、硬い。お前の骨格、雲母よりしなやかだといい」
彼女は精緻なガントレットを受け取り、そっと銀鱗のアイスアーマーを拭った…そして想像し始めた——雷撃で作ったランス、炎が花開くようにしてできたラウンドシールドを手に、天空の戦場へと駆けあがり、すべての人を救う自分の姿を。強さとは、人を救うために必要な条件にすぎないのだ。山の民は指の関節部分に真理の言葉を慎重に刻み、鉄のガントレットにも柔らかい部分があることを忘れないようにと、戦乙女に言い含めた。
「川床の小石を温めるには、手のひらを使う。氷河、削って剣にしてはならない」
しかしその後、彼女の極端とも言える使命感と正義感は、その工匠の祝福を燃やし、二度と癒えない傷痕へと変えてしまった。
まだ騎士になっていない少女は、師匠が隠れ住む山の洞窟で、卓越した武芸を教わっていた。
「よくやった。もうすぐ私が教えられることはなくなるだろう。その力を何のために使うつもりだ?」
神託を聞いて以来、少女の心はすでに修行に集中できていなかった。温厚な師匠はその悩みを見抜き、彼女がいつも使っている短剣に松脂を塗りながら尋ねた。「師匠、私は真実の中で生きていきたいです。ヤヌサポリスの聖女、そして彼女が伝えた神託のこと…ご存じですか?」少女は師匠に止められることを恐れていたが、心の中ではすでに決意を固めていた。
「しかし、何が真実なのかな?」優しい師匠が問い返した。「…それを見極めるには一生をかける必要がある。簡単ではないのだよ」
深夜、少女はそっと起き上がり、夜が明ける前に急いで去ろうとしたが、折り畳まれたマントがすでに旅の荷物の中に忍ばされていることに気づいた。
英雄セネオスには2頭の翼獣が付き従っていた——ソラビスとルネビス。彼女の乗騎であり、戦友でもある。
「私たちはセネオスについていく。神を倒し、火を奪うあなたの序章を見届けさせてもらいたい」翼獣たちは自身に満ちた戦乙女を信頼していた。
2頭の翼獣は大工匠に拍車を作ってもらいたいと頼んだ。それを「陽雷の騎士」の叙勲式の一環として渡すためだ——「君たちの気持ちはありがたいけど、これは必要ないわ」それが乗騎を正確に乗りこなすための補助具だと知っていた彼女は、「君たちとは心が通じ合っているから、そんな刺激に頼らなくても、ぴったりと息を合わせられるもの」と言った。
「受け取ってほしい、セネオス。真実の道を歩む其方は、『痛み』が私たちを目覚めさせると理解しているはず」ルネビスは揺るぎない光を宿した眼差しでそう言い、ソラビスは彼女の手を取って拍車を受け取らせた。
陽雷の騎士は友情の象徴である勲章を受け取った——痛みで進路を調整できるなら、それは必要な痛みなのだ。
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